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博士の愛した数式(DVD)

博士の愛した数式
博士の愛した数式小川洋子 加古隆 上田正治

角川エンタテインメント 2006-07-07
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star子ども向け教育映画には最適です
starルートと呼ばれた人間
star朝丘ルリ子がすばらしい

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出演: 寺尾聰, 深津絵里, 齋藤隆成, 吉岡秀隆, 浅丘ルリ子
監督: 小泉堯史
『雨あがる』『阿弥陀堂だより』の小泉監督だけあって静かな映画でした。
深津絵里は『(ハル)』の頃から好感を持って観ていましたが、やはり『踊る・・・』シリーズのような物より、この映画のように静かにストーリーが流れていく映画が似合う女優さんではないでしょうか。
他にも静かな映画向きの役者さんが揃っています。(笑)

もともと数学は嫌いではないので、吉岡君が演じる√(ルート)の数学の授業も興味深い物だったし、博士の“数”に対する愛情も共感出来る部分が多々ありました。
しかし、ストーリーの鍵を握る“eのπi乗+1=0”という数式の説明は少々理解しづらい物でしたし、浅丘さん演じる博士の妻が、何故、博士の義妹を名乗る必要があるのか良く分かりませんでした。

残念ながら原作を読んでいないので、この映画が良いのかどうかを論ずるには至りませんが、静かな監督が撮った、静かな役者が演じる、静かな映画でした。
余談ですが、私はジャイアンツファンなので、イマイチ感情移入が出来ませんでした。

戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST

B0000896HN戦場のピアニスト
エイドリアン・ブロディ ウワディスワフ・シュピルマン ロマン・ポランスキー

アミューズソフトエンタテインメント 2003-08-22
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ロマン・ポランスキー監督、ウワディスワフ・シュピルマン原作、
エイドリアン・ブロディ主演の反戦映画。

ウワディスワフ・シュピルマンの実体験を綴った回想録を基にした
作品だが、この映画に感動を求めてはいけない、戦争映画に感動は
必要ないと思う。
平和ボケした頭と心に今一度、戦争の無意味さ、悲惨さを実感させ
てくれる名作です。

ドイツ軍による人間とは思えないような残虐行為を、敢えて淡々と
描いていく作風にはリアリティがあり、戦慄を覚える。
戦争という特殊な条件下で、人間性を失ってゆくドイツ兵。
同じユダヤ人でありながら、生きるためにドイツ軍の手先になって
行く友人達。
戦争の中でただただ翻弄され、迫害されるユダヤ人。
“戦争”の名の下には人間はここまで無力なのかとつくづく考え
させられた。
唯一、救いだったのはドイツ解放間近、一人のドイツ人将校が
シュピルマンの弾くショパンに心打たれ、シュピルマンを助ける
人間性を持っていたこと。
シュピルマンがドイツ人将校に見られる中、演奏するショパンは
感動的に繊細であり、そのシーンは映画史に残る美しさ。

おすぎさんではないけれど、まだ観てない方は是非、観てくだい。
きっと生涯のベストテンに入りますよ。

復讐するは我にあり (1979)

B0001FAFA4復讐するは我にあり デジタルリマスター版
緒方拳 今村昌平 小川真由美

松竹 2004-03-25
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佐木隆三氏の原作を、緒方拳を主演に迎え、
巨匠、今村昌平が監督。

実在の連続殺人犯、榎津厳(えのきず いわお)を取り上げた
日本映画である。
現在の軽いタッチの日本映画と異なり、ストーリーは重厚。
連続殺人鬼という役を緒方拳が圧倒的な演技力で演じきって、
グイグイと作品に引き込まれる。
この映画を見るたびに、彼は日本を代表する役者だと改めて
思うのである。

ある日、老弁護士を殺害し弁護士の自室にある箪笥に死体を隠す。
その数日後、その部屋に住み着いた緒方が買い物から帰ってくる。
缶詰を食べたいが缶切りが見つからない、彼は箪笥を開け
すでに硬直している弁護士の死体に向かって呟くのだ。
「缶切りは、どこにあっとか(あるのか)教えてよ。」
このシーンでは主人公の非人間性をまざまざと感じ、
思わずゾクッとなってしまう。

脇も名優が固めているが、中でも浅野ハルを演じた小川真由美は
秀逸だ、殺害されるシーンでは、本当に死んでしまったのではと
思わせるような演技で感心させられる。

このような日本映画がもっと出てくることを切望する。

卒業 (1967) THE GRADUATE

B00005HARH卒業
アン・バンクロフト ダスティン・ホフマン マイク・ニコルズ

ビデオメーカー 1999-12-24
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言わずとしれたダスティン・ホフマン主演の名作。
至る所に挿入されるサイモン&ガーファンクルの名曲の数々、
アン・バンクロフト演ずる魅惑的なミセス・ロビンソン、
初々しさが残るキャサリン・ロス等々・・・、
'67年公開の映画ですが、何回観ても最後の場面では
“ベン”と一緒に微笑んでしまいます。

この映画のタイトル『卒業』は“ベン”が秀才の大学生から、
一人前の男になることを言っているのではないのでしょうか。
それは、作品に度々現れる“ガラス越しの視点”に象徴されています。
水槽・水中メガネ・テレホンブース・バスの窓・・・。
“ベン”はなかなかガラスの向こうには行けないのです。
そして最後には教会の窓ガラスの向こうにいる“エレーン”
のもとに・・・。
彼はやっと『卒業』することが出来るのです。

ちなみに“ベン”は何回「エレーン!」と叫ぶか・・・。
それは観てのお楽しみ。(^_^)

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